2024年 12月 23日 月曜日

武蔵野大学のAI副専攻が文科省認定! 全学的なAI人材育成の取り組みとは

約12,000名が入門科目を修了、AIを活用できる人材を全学で育成

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武蔵野大学の「副専攻(AI活用エキスパートコース)」が、文部科学省の「数理・データサイエンス・AI教育プログラム認定制度(応用基礎レベル)」に新たに認定されました1。この認定は、大学などの教育機関が提供する数理・データサイエンス・AI教育プログラムの中で、特に優れた内容を持つものに与えられます。武蔵野大学では、これまでにAI副専攻の入門科目で「リテラシーレベル」の認定を受けており、その修了者は約12,000名に達しています。

AI副専攻の特徴と目的

武蔵野大学のAI副専攻は、2021年度に開設された比較的新しいプログラムです。このコースは、AIが日常生活に浸透した時代に活躍できる人材を育成することを目的としています。特筆すべき点は、AIエンジニアの養成ではなく、AIツールやサービスを活用して企画や業務改善を行える人材の輩出に焦点を当てていることです。AI副専攻の特長は以下の通りです:

  1. 18科目から構成される体系的なカリキュラム
  2. 理系・文系を問わず受講可能
  3. AIを活用するための知識とスキルを学べる設計
  4. プログラミングやデータサイエンスのスキルに加え、論理思考や業務課題解決能力の育成
  5. ユーザー視点でのサービス設計に重点
  6. AI活用プロジェクトを推進できる実践力の修得

全学的なAI教育の取り組み

武蔵野大学では、AI副専攻以外にも全学的なAI教育の取り組みを行っています。2019年には国内私立大学初のデータサイエンス学部を開設し、2021年からは「AI活用」と「SDGs」を必修科目とした全学共通基礎課程「武蔵野INITIAL」をスタートさせました1。これらの取り組みにより、武蔵野大学は以下のような成果を上げています:

  1. AI副専攻入門科目の修了者が約12,000名に達する
  2. データサイエンス学科でも文科省の応用基礎レベル認定を取得
  3. AI時代を担う人材の継続的な輩出

武蔵野大学の未来志向の教育改革

武蔵野大学は、1924年の設立以来、時代のニーズに合わせて大学改革を推進してきました。

近年の主な取り組みには以下のようなものがあります:

  • 2019年:国内私立大学初のデータサイエンス学部開設
  • 2021年:国内初のアントレプレナーシップ学部開設
  • 2023年:国内初のサステナビリティ学科開設
  • 2024年:世界初のウェルビーイング学部開設予定

これらの改革により、武蔵野大学は12学部20学科、13大学院研究科を擁する総合大学へと発展し、学生数は13,000人を超えています1

まとめ:AI時代を見据えた人材育成の最前線

武蔵野大学のAI副専攻が文科省の認定を受けたことは、同大学のAI教育の質の高さを示すものと言えるでしょう。全学的なAI教育の取り組みや、文系・理系を問わずAIスキルを習得できるカリキュラムは、今後のAI時代を担う人材育成の模範となる可能性があります。2024年の創立100周年を迎える武蔵野大学は、その先の2050年の未来に向けてクリエイティブな人材を育成するため、引き続き大学改革を進めていく方針です。AI教育を含む先進的な取り組みは、今後の高等教育のあり方に大きな影響を与えることが期待されます。

SourcePRTIMES

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